トラッシングとは?

トラッシング(ゴミ漁り)とは、ネットワークなどへ不正に侵入するため、ゴミとして捨てられた紙媒体や USB メモリなどの記憶媒体から企業のサーバの設定情報、IP アドレス、各種ログインパスワードといった機密情報を盗み取ることです。

ソーシャルエンジニアリング(ネットワークに侵入するための情報を、情報通信技術を使わずに盗む方法)の1つで、「スキャベンジング」とも呼ばれます。

ゴミの集積場所に出されたゴミ袋を漁られてしまうこともあれば、社内の人間(あるいは社内に侵入した第三者)によってゴミ箱から直接情報を盗まれてしまうケースも考えられます。

トラッシングを防ぐためには、
・紙媒体は全てシュレッダーにかけてから捨てる
・USBメモリは内部のデータを全て削除し破損させてから捨てる
などの対策が必要となります。

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